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Medical DX編集部 2022.1.28

Apple Watch用体温測定センサー特許出願〜ヘルスケアに注力するAppleのウェアラブルデバイス

現在、「オミクロン株」が猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の流行。3度目のワクチン接種が注目されているなかで、昨年12月に政府公式の新型コロナワクチン接種証明書アプリが公開されたのは、既報の通りだ。

このアプリはiPhone版とAndroid版が公開されているが、iPhoneのiOS 15においては、「ヘルスケア」アプリにその情報が組み込まれ、チケットやクレジットカードなどが記憶される「ウォレット」アプリで電子証明書を表示することができるようになっている。また、これはApple Watchの「ウォレット」アプリでも確認可能だ。

ヘルスケアサービスに注力するAppleらしい対応だが、ここへきて、今年の新製品に向けたものと思われる動きが話題を集めている。

昨年末、Appleが米国特許商標庁(USPTO)に出願した、ウェアラブルデバイスへの搭載用体温測定センサーに関する特許が公開された。

それによると、体表面の温度、心拍数、水分量などが測定可能とされ、二層の薄膜熱流束センサーを用いることが考えられているようだ。このセンサーによって体表の温度を測定し、体温を推定するものになるのではないかと想定される。

また、Appleがウェアラブルデバイスに健康管理機能を搭載しようとする動きは、なにもApple Watchだけではない。

実は、以前から同社のワイヤレスイヤホンAirPods向けにも生体センサーを搭載する特許を取得している。これによると、外耳道の口を囲んだ突起・耳珠にセンサーがあたるような仕組みで、心拍や体温を測ることができるというものだ。

特許を取得しているという事実だけで、いつ、どういったかたちで搭載されるか、詳細は不明だ。しかし、昨年『ウォール・ストリート・ジャーナル』など複数メディアで報道されたことで、より現実味が増した話題となっているのだ。

例年の流れでいけば、春にはAppleの新製品発表会があるのではないかと言われている。この発表会で、どのような製品が発表されるのか、注目したいところだ。
WRITTEN by

Medical DX編集部

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