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Medical DX編集部 2021.7.28

月間150万人利用の「AI受診相談ユビー」を使った生活者と、地域のかかりつけ医をつなぐ新サービス「ユビーリンク」を開始

医療機関向け「AI問診ユビー」、生活者向け「AI受診相談ユビー」を展開することで知られるUbie株式会社が、生活者と地域のかかりつけ医(クリニック)をつなぐ新しいサービス、「ユビーリンク」を7月27日より開始した。

「AI受診相談ユビー」は、利用料が無料。画面に登場する質問の選択肢に答えていくことで、生活者が適切なタイミングで適切な医療機関にかかれるよう支援する、Web医療情報提供サービスだ。2020年5月にサービス開始、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って注目が集まり、現在は月間約150万人が利用している。

今回開始された「ユビーリンク」は、この「AI受診相談ユビー」を通じたサービスだ。

医療機関は写真やメッセージなどの詳細な情報を掲載し、近隣住民への認知度の向上につなげることができる。また、予約導線の設置と生活者の回答結果の事前受信も可能となり、初診患者のスムーズな受け入れを支援。登録・利用は無料で、新たなシステムの導入も不要となる。

生活者側も無料で使用できることはもちろん、クリニック側が「ユビーリンク」を登録・利用するにあたっても費用はかからない。また、医療機関側は、全国400以上の医療機関が導入している「AI問診ユビー」の医師向け検索サイト上で、逆紹介先を探すことができる情報の掲載も可能となるという。

プレスリリースより、左から右に、ユビーリンク活用の流れ。詳細な医療機関情報を掲載することで、生活者は「AI受診相談ユビー」によって近隣の医療機関一覧を選択からクリニックを選択。クリニック側は対応を「電話」「WEB予約フォーム」「予約せず直接来院」からの選択でき、予約導線を設置できる。また、生活者が「AI受診相談ユビー」で回答した情報を、医学用語に翻訳された状態で来院前に受け取れる

この「ユビーリンク」に関しては普及に向けて、株式会社スズケンと共同展開するという。スズケングループが保有する全国の医療機関へのネットワークやMS(営業担当者)による提案機能によって、必要な医療機関へのサービス提供およびサポート体制を早急に構築できるよう努めるという。

この「かかりつけ医」の存在は、新型コロナ禍で注目されている。とくに若い世代を中心にかかりつけ医を持たない人も多く、健康相談、ワクチン接種などの相談をどうしたらよいか、という悩みを抱える生活者は増えつつある。

こうした生活者と地域のかかりつけ医をつなぐための新しい取り組みについては、昨年7月に掲載したUbie社の共同代表取締役 医師・阿部吉倫氏のインタビューで、「個々のドクターの専門と患者さまの症状をマッチングさせていけるようにしたい」と語られていた。このように、テクノロジーで課題を解決していく姿勢を具現化させたのが今回のサービスといえるだろう。さらなるサービスの拡大に期待が高まるところだ。


WRITTEN by

Medical DX編集部

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