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Medical DX編集部 2020.12.18

海老名市が自治体で初となるUbie「AI受診相談システム」の活用を開始

AIによる問診、受診相談のサービスを展開するUbie株式会社が、12月9日より神奈川県の海老名市・海老名市医師会・海老名総合病院が活用する「AI受診相談システム」を開発・提供したことを発表した。

このシステムは、Ubieが提供している医療機関向けの問診サービス「AI問診ユビー」、生活者向けの問診サービス「AI受診相談ユビー」の問診エンジンを活用するもので、市民であれば無料で利用できる。また、個人情報の登録も不要となっており、体調に不安を抱えた場合、何度でも利用することができる。

活用方法としては、まずスマートフォンなどから同市のホームページ上にある「AI受診相談システム」を訪問する。そしてAIが繰り出した個別の質問(20問程度)に回答すると、それぞれの症状・位置情報に基づいて、近隣の受診先などを表示・案内してくれる。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する症状があった場合には、医療機関を受診する前に、海老名市が特設するコールセンターへ振り分ける機能がある。コロナ禍にあって、市民にとっては適切な受診行動をとることができ、受診控えによる疾病の重症化を防ぐことができる。また医療機関にとっては、感染疑いの患者が突然来院するといった負担の軽減、院内感染のリスクも軽減することができるという、双方に大きなメリットがある。

この冬は、新型コロナとともにインフルエンザの同時流行の懸念がある。本システムによって、市民の不安をやわらげ、医療機関の人的リソースの確保と負担軽減につなげたいところだ。今後も、海老名市内においてさらに多くの医療機関との連携強化と、デジタル化による地域医療連携の推進を行っていくという。

さらにUbie社では、この海老名市での取り組みをモデルケースとして構築し、ゆくゆくは他地域にも展開していく予定だという。新型コロナの流行以降「ニューノーマルの時代」が到来すると言われる今、新たな「医療のかかり方」として注目したいところだ。


AI受診相談システム(海老名市HP内)
https://ubie.app/?service_name=ebina
Ubie株式会社
https://ubie.life

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WRITTEN by

Medical DX編集部

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