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Medical DX編集部 2022.9.9

皮膚温センサーが搭載された「Apple Watch Series 8」のヘルスケア機能

女性の健康や睡眠についての新機能が搭載



Appleは、日本時間の9月8日に「iPhone 14」シリーズをはじめとする新製品の発表会を行った。そこでヘルスケアデバイスとして注目される、Apple Watchの新製品の発表も行われた。

まず「Apple Watch Series 8」。価格は5万9800円から、日本でも9月16日より発売される。18時間駆動のバッテリーを搭載(低電力モードもにより36時間駆動可能)、今秋以降には30以上の通信事業者による国際ローミング機能が利用可能となる。耐亀裂性能、防塵性能、耐水性能も強化され、衝突実験ラボでシミュレーションを行った自動車の衝突検知機能も搭載。ケースはアルミニウムとステンレススチール素材の2種類。サイズは41mm、45mmから選ぶことができる。

ヘルスケアに関する機能を見ていくと、Series 4〜7で取得することができる心電図測定、Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能、Series 6、7で行える血中酸素濃度測定など、これまでの機能も引き継がれている。


そのうえで、肌に最も近い本体の背面にセンサーを1つ、そしてディスプレイのすぐ下にもう1つセンサーを搭載。月経周期の記録アプリと組み合わせて女性の健康モニタリングに活用できる。このセンサーによってユーザーの時間ごとの体温変化を検知。月経周期が不規則になったり月経が長引くなど、記録された周期のデータに乱れが見られた場合に通知を受け取れる。過去の排卵日を推定することもできる。

新しい皮膚温測定機能により、過去の排卵日の推定や月経予測の通知を受け取ることができる

また、睡眠中にも5秒おきに皮膚温を計測、十全な睡眠記録の取得も行える。Apple Watch向けの「watchOS 9」も、正式版が9月13日にリリースされ、睡眠アプリ、服薬アプリなどの強化も行われる。これらのデータは、こちらもより改良が行われたiPhone用の「iOS16」の「ヘルスケア」アプリで記録、活用が行えるようになる。

さらに「Apple Watch Series 8」のほか、廉価版の「Apple Watch SE」(第2世代/3万7800円~)、過酷な環境での使用に対応した「Apple Watch Ultra」(9月23日発売、価格:12万4800円)も発表され、より幅広い場面での使用が見こまれるところだ。

これまでも繰り返し述べているとおり、AppleはApple Watchをヘルスケアデバイスとして充実化をはかってきた。今回発表された新製品における進化に、その意図が現れているといっていいだろう。

新機能を使った新たなヘルスケアサービスにも注目していきたい。

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