
オンライン服薬指導に関わるルール改正などの議論も進み、来年1月からは「電子処方箋管理サービス」を介した電子処方箋の運用開始が予定されており、データヘルス改革は着実に、かつ急速に進みつつある。
こうした変化の時期にあって、医療提供フローの変化に柔軟に対応したサービスが次々と登場している。
そんななかで注目されるのが、医療機関起点の薬局向け処方箋画像事前送信サービス「やくばと」だ。メドピア株式会社と、アルフレッサホールディングス株式会社の連結子会社・アルフレッサ株式会社とが共同で、2022年7月1日付に設立された完全子会社・株式会社やくばとを通じて提供されるサービスである。
この「やくばと」は、薬局において患者の待ち時間削減、さらにはかかりつけ化を推進しようとするものだ。
まず、「やくばと」と協力する医療機関において渡された処方箋を、患者が自分のスマートフォンを使って撮影し、事前に「やくばと」を導入している薬局へ送信する。薬局で薬の準備ができると、患者にショートメッセージ(SMS)で通知される仕組みだ。
また、患者がオンライン服薬指導を希望する際には、この3月31日に厚生労働省医薬・生活衛生局総務課/医政局医事課から出された事務連絡「オンライン服薬指導における処方箋の取扱いについて」に準じて行われる、医療機関から薬局への処方箋画像の送付を効率的で安全に行える仕組みを整えているという。
リリースによれば、現在「やくばと」を通じての処方箋受信を希望する薬局は5,000を超える店舗数となっており、順次運用を開始していくという。また、さらなる導入店舗の拡大も図るとしている。
また、サービスが開始される際には、日本医科大学付属病院、日本大学医学部附属板橋病院ほか2医療機関の、合計4施設での先行導入が決まっている。
医療機関を取り巻く環境は、これから着実にDX化が進んでいくことは間違いない。そういった時期に、医療機関・薬局の連携で、患者の満足度の高い価値体験を提供していくことを目指して開始される「やくばと」は、注目すべきサービスと言うべきだろう。
こうした変化の時期にあって、医療提供フローの変化に柔軟に対応したサービスが次々と登場している。
そんななかで注目されるのが、医療機関起点の薬局向け処方箋画像事前送信サービス「やくばと」だ。メドピア株式会社と、アルフレッサホールディングス株式会社の連結子会社・アルフレッサ株式会社とが共同で、2022年7月1日付に設立された完全子会社・株式会社やくばとを通じて提供されるサービスである。
この「やくばと」は、薬局において患者の待ち時間削減、さらにはかかりつけ化を推進しようとするものだ。
まず、「やくばと」と協力する医療機関において渡された処方箋を、患者が自分のスマートフォンを使って撮影し、事前に「やくばと」を導入している薬局へ送信する。薬局で薬の準備ができると、患者にショートメッセージ(SMS)で通知される仕組みだ。
また、患者がオンライン服薬指導を希望する際には、この3月31日に厚生労働省医薬・生活衛生局総務課/医政局医事課から出された事務連絡「オンライン服薬指導における処方箋の取扱いについて」に準じて行われる、医療機関から薬局への処方箋画像の送付を効率的で安全に行える仕組みを整えているという。
リリースによれば、現在「やくばと」を通じての処方箋受信を希望する薬局は5,000を超える店舗数となっており、順次運用を開始していくという。また、さらなる導入店舗の拡大も図るとしている。
また、サービスが開始される際には、日本医科大学付属病院、日本大学医学部附属板橋病院ほか2医療機関の、合計4施設での先行導入が決まっている。
医療機関を取り巻く環境は、これから着実にDX化が進んでいくことは間違いない。そういった時期に、医療機関・薬局の連携で、患者の満足度の高い価値体験を提供していくことを目指して開始される「やくばと」は、注目すべきサービスと言うべきだろう。
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