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Medical DX編集部 2022.7.1

薬剤師と気軽に健康相談ができる「コミュニケーション型薬局」への取り組み──処方せんなしで薬が買える「セルフケア薬局」のコンセプトショップ出店

GOOD AID株式会社が提供する「セルフケア薬局」は、さまざまな事情で病院を受診できない人たちを対象として、処方せんなしで病院の薬が買える零売(れいばい)サービスだ。

プレスリリースより、セルフケア薬局の店舗

零売とは、薬局での薬剤師との対面相談、一般用医薬品の検討や受診勧奨の実施、必要最小限の量での販売といった条件のもとで行うサービスのことだ。

このセルフケア薬局は、仕事や子育て等でなかなか受診をすることができない人に向け、LINEでの事前問診を経て、店舗で薬剤師との対面相談を行い、現在の健康状態や薬の使用履歴などを話し合ったのちに薬の販売を行う。

なおすべての薬が購入できるわけではなく、かぜ薬や胃薬、花粉症など抗アレルギー薬、ステロイド軟こうや医療用保湿剤といった、約7,300種類の比較的軽微な症状に対する薬が対象となっている。

零売をきっかけとして、薬剤師とのコミュニケーションにより医療の選択肢を幅広く提案できる「セルフメディケーション薬局」を目指し、直営店を8店舗(調剤薬局とのハイブリッド店舗モデル「おだいじに薬局」も含めると28店舗)展開しているという。

そんななか、6月22日から近鉄百貨店が経営するあべのHoop(大阪阿部野橋駅南)に新たなコンセプトショップを出店した。「薬剤師さんと話そう。」をコンセプトに、入店しやすい店舗づくりとなっており、明らかな不調がなくても健康相談ができたり、買い物のついでに立ち寄れるような気配りがされている。

プレスリリースより、近鉄百貨店が経営するあべのHoop(大阪阿部野橋駅南)

また、自社のオンライン販売漢方ブランド「Le'ANZU(レアンズ)」の店頭展示、ファンションビル内の店舗と言うことでドクターズコスメなどを販売。将来的にはヘルスケア、セルフメディケーションなどが学べるワークショップを開催する構想もあるという。

GOOD AIDによれば、近鉄グループの掲げる「豊かな社会」の形成につなげるよう、薬局から始まる「スマート健康シティ」を実現していきたいとしている。

薬局もオンライン化への道を進みつつある昨今、は生活者がヘルスケアに対して気軽に興味を抱く入り口となる試みは、今後さらに注目を集めていくだろう。


セルフケア薬局
https://selfcare-sdc.com/
 
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Medical DX編集部

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