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Medical DX編集部 2022.3.23

スマートホスピタル化を後押しするか?三井住友カードの決済サービス「stera pack forクリニック」

医療機関のデジタルトランスフォーメーション化において、医療サービスの質の向上、病院関係者の業務効率の改善、さらに患者の利便性向上のおおまかに3つが重要な目的となる。

とくに後者の2つ、病院関係者の業務効率の改善、患者の利便性向上という意味において、受付業務の効率化は大きなファクターとなりつつある。

働き方改革が唱えられる昨今において、業務の処理時間をいかに短縮するかは経営上必要不可欠になっているし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、患者にとっては院内での待ち時間が短縮されることは、安心感にもつながることになる。

これらを改革していくうえでひとつのポイントとなるのが、支払い、決済の過程である。非接触型決済の電子マネー、コード決済などキャッシュレス決済が普及しつつあるなかで、医療機関・クリニックにおいてはなかなか広がりを見せていなかった。

そうしたなかで、日本でトップクラスのシェアを誇る三井住友カード株式会社が、医療機関・クリニック向けのキャッシュレス決済のさらなる普及推進に向けて、新サービス「stera pack forクリニック」を開始した。

プレスリリースより、クリニックへの導入イメージ

「stera pack forクリニック」は、サブスクリプション型のキャッシュレスサービスで、サービス利用料内で診察の受付・予約管理を行うことができるアプリ「おまとめ診察券by GMO for stera」を標準搭載。さらに、医療機関向けに、業界最安水準の1.50%からの決済手数料率に設定しているという。

プレスリリースより、サービスの詳細

「おまとめ診察券byGMO for stera」は診察券をデジタル化し、紙の診察券の提示が不要となる。患者は、スマートフォンでおまとめ診察券アプリを起動し、アプリ上で出力したQRコードをstera terminalにかざすことで受付完了となる。

医療機関側は、stera terminalの医療機関側の画面で、患者のデータを確認、問診準備を始められるうえ、問診後には決済と並行してstera terminal上で次回の来院を予約できる。

プレスリリースより、tera terminal(医療機関側)スクリーン画面

受付管理の簡略化だけでなく、受付窓口まわりを省スペース化でき、接触機会を減少させて衛生管理の強化もはかることが可能だ。

医師の働き方改革や、オンライン診療への興味も高まる今、メガバンクグループがこうしたサービスを始めたことで、今後のスマートホスピタル化の加速を後押しするか、期待したいところだ。
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Medical DX編集部

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