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Medical DX編集部 2022.2.28

新型コロナによる自宅療養者の不安解消へ、自治体がオンライン健康相談を提供

新型コロナウイルス感染症は、「オミクロン株」によるいわゆる「第6波」の感染拡大が続いている。新規感染者のピークは過ぎたとの見方もあるが、全国の新規感染者数は、2月26日時点で7万2113人にのぼり、依然として高い水準にある。

この感染拡大の局面において、急増したのが自宅療養者の数だ。その数もなかなか減少せず、例えば東京都では2月27日現在で、7万7523人もの自宅療養者がおり、そのフォローアップ体制の整備はひきつづき課題となっている。

そんななか、自宅療養者の体調面での不安を軽減するため、遠隔で健康相談ができるアプリなどを導入する自治体も出てきている。

■24時間チャットで健康相談を利用可能に


千葉県や水戸市では、新型コロナウイルス感染による自宅療養者向けに、株式会社リーバーが提供する健康相談アプリ「LEBER」(リーバー)を導入した。スマホアプリ上で、24時間医師とチャットによる健康相談を受けることができ、自宅での療養をサポートするという。
健康相談アプリ「LEBER」(リーバー)のサービス概要

あくまで健康相談であり、診療や処方といった医療行為は行わないため、症状の悪化などに際しては、医師による診療が必要となるが、軽症者の不安解消に役立ててもらおうという取り組みだ。

■埼玉県はオンラインで医師との相談サービスも


いっぽう、埼玉県では、自宅療養者が医師によるオンライン健康相談を無料で受けることができる(1回15分、2回まで)。


こちらは、「Door. into 健康医療相談」や、「オンライン診療ポケットドクター」を提供するMRT株式会社が運営を委託されており、新型コロナウイルス感染症に関すること、医学的見地から見た自宅療養に伴う不安解消に関すること、家庭内での感染予防に関することについて相談可能としている。

いまだ収束の見えない新型コロナウイルス感染症の流行。これまでにない規模で増加した自宅療養者のさまざまな不安に対して、民間サービスの活用も含めた対策を今後さらに充実させることが求められるだろう。


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Medical DX編集部

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