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Medical DX編集部 2021.12.28

加熱するIT大手のヘルスケアサービス〜血圧測定可能な「Huawei Watch D」発表

中国の通信機器大手、Huawei(ファーウェイ、華為技術)社が23日に新製品発表会を行った。そのなかで、血圧の計測可能なスマートウォッチ「Huawei Watch D」が発表され、中国では25日から発売されることになった。

発表によれば、カフ状のベルトなど、いくつかの構造を重ね合わせることで、±3mmHgの誤差で血圧を測定できるという。さらに、心電図(ECG)センサーなども搭載し、不整脈や動脈硬化のリスクスクリーニングを行い、心臓疾患などの予防を行えるとしている。

この「Huawei Watch D」は中国の医薬品管理局(米国のFDAに当たる)の第二種医療機器登録証明書を取得している。

ただし、「Huawei Watch D」は現在のところ中国のみの発売となっており、他国での展開などについては発表されなかった。

とくに今回注目したいのは、ハーモニーOSのスマートフォンアプリとのデータ共有によって、中国国内の対応医療機関とのオンライン健康相談を行えるサービスを実施するということだ。

ファーウェイは、5G回線の急速に普及しつつある中国国内市場において、2021年第3四半期の5G通信対応スマートフォンのシェア約30%を獲得している。

また、アメリカが行った経済措置でAndroidが使えなくなったことから採用が進んだ、独自のハーモニーOSもユーザー数が約1億5000万人にのぼるいるとされている。

こういったことに加え、富裕層が増加して注目される中国国内でのヘルスケアビジネスに、ファーウェイが独自の商品・サービスを推進し、さらなるシェア拡大を目指しているということだろう。

IT大手による独自のヘルスケアサービスは加熱する一方だ。Apple Watchを要するアップルや、GoogleといったIT大手が、今後どういった施策を見せるのかも期待したい。

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