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Medical DX編集部 2021.8.23

パーソナルヘルスレコードを活用したアプリ開発支援がスタート!

■パーソナルヘルスレコードこそが「個別化医療」への道を切り拓く


医療のDXが進展することで、集積されていくのが「パーソナルヘルスレコード(PHR)」である。

スマートウォッチなどのヘルスケアデバイスから、病院などに蓄積される既往歴や身体所見、CTやMRIの診療画像情報、病理診断情報、生化学検査情報、さらにはゲノム情報などまで、個人にもとづく健康・医療・介護データであるパーソナルヘルスレコードが収集できるようになってきた。

さらには、ビッグデータ分析やAI分析などを通じてパーソナルヘルスレコードを活用することができるようになれば、「個別化医療」への道が切り拓かれると考えられている。「個別化医療」とは、これからの医療の潮流になっていくと予想されているもので、その言葉どおり、個人個人に合った医療を提供できるようにしようというもの。現時点においては、パーソナルヘルスレコードをいかに収集し、活用できるようにしていくかがポイントとなっている。

そうしたなか、株式会社インテグリティ・ヘルスケアはパーソナルヘルスレコード管理システム「Smart One Health」をリリース、株式会社日立システムズやサワイグループホールディングス株式会社に「Smart One Health」のOEM提供を開始したと発表した。

「Smart One Health」は、パーソナルヘルスレコードを効率よく効果的に管理するためのスマートフォンアプリ。血圧、体重、血糖値などのバイタルデータだけでなく、薬や食事、運動などのデータを入力することで、それぞれの関係性をグラフや表形式で見える化。そのうえで、医療者などの専門家とデータを共有して、より効果的な指導や自己管理に貢献しようというものである。

cap:「Smart One Health」の活用イメージ
✳︎連携可能なオンライン診療・服薬指導システムとしては、同社が提供する「YaDoc Quick」がある

インテグリティ・ヘルスケアでは、この「Smart One Health」をOEM提供することで、提供先が初期投資を最小限に短期間で自社ブランドのアプリ開発を進めたり、自社サービスへ連携することも可能になり、パーソナルヘルスレコードの活用やヘルスケアサービスを考えている事業者にとって最適な選択肢を提供できるとしている。

パーソナルヘルスレコードの収集と活用は、これからのヘルスケアサービスにとっては欠かせないものとなるはずだけに、こうした動きには今後も注目が必要だろう。


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Medical DX編集部

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