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Medical DX編集部 2020.7.7

オンライン診療のMICINとテルモが糖尿病治療支援アプリを共同開発へ

株式会社MICIN(マイシン)とテルモ株式会社が業務提携し、糖尿病治療支援システムの共同開発を目指すことを発表した。

両社は糖尿病治療とその予防領域において、患者の生活習慣データやPHR(Personal Health Record=患者自らが医療・健康情報を収集し保存する仕組み)を活用し、患者の行動変容を支援するアプリケーションの開発を進める。

また、医療機関と連携し、医師が患者の生活習慣や状態変化を把握した上で外来診療を行うことで指導効率を向上させ、患者の行動変容を支援することで生活習慣の改善を目指すという。

こうしたアプリを活用したデジタル治療DTx)は、医学的エビデンスに基づいたソフトウェアによる治療介入で、疾病の管理のみならず、予防・治療を支援するもの。個別化医療の支援、受診する間の診療空白期間への介入支援や、蓄積されるデータによる治療法の向上といったメリットがあるとされる。

とくに食事療法や運動療法などの生活習慣に関する治療が重視されている2型糖尿病との親和性が高いとされ、このアプリでは患者ひとりひとりにあわせた食事・運動習慣の指導や、PHRを活用した診療のサポートが想定されている。

血糖自己測定器、インスリン用注射針などを発売し、糖尿病に関する医療機器を40年近く販売し続けるテルモと、オンライン診療サービス「curon(クロン)」を4,000を超す医療機関に導入し、医療系アプリ開発を展開するMICINが、両社それぞれの特色を活かし、デジタル治療ソリューションの共同開発を進めるという。

なお、糖尿病の治療支援アプリはすでに海外で活用されており、アメリカ・ウェルドック社の糖尿病管理アプリ「BlueStar(ブルースター)」については、アステラス製薬が2019年11月に日本や一部アジア地域での商業化の契約を締結したと発表。医療機器としての承認取得と保険適応を目指すことを検討しているという。


株式会社MICIN
https://micin.jp/
テルモ株式会社
https://www.terumo.co.jp/
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Medical DX編集部

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