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Medical DX編集部 2021.4.30

アプリを使った頭痛管理プログラム、「ヤードック」から提供開始へ

昨今のデジタルヘルスにおいて、定期的に医療機関へ通院している患者が、普段の生活(とくに診察と診察の間)に感じた主観的な健康状態・自覚症状を医師と共有することによって、効果的な治療に役立てようとする動きが見られる。

なかでも注目されるのが、株式会社インテグリティ・ヘルスケアが、アルフレッサ株式会社と共同開発した、スマートフォンアプリを使っての頭痛管理プログラムだ。

昨年10月に、医薬品や医療機器等の販売実績を持つアルフレッサが、インテグリティ・ヘルスケアと資本提携を果たしている。そのインテグリティ・ヘルスケアはオンライン診療・疾患管理のプラットフォームとして、「YaDoc(ヤードック)」を提供していることで知られる。スマートフォンなどの情報通信デバイスを介しての「モニタリング」「オンライン問診」「オンライン診療」の3つの機能を有し、現在全国約3,000の医療機関に導入されている。

そういったなかで、今回共同開発された頭痛管理プログラムは、患者がスマートフォンアプリを用いて頭痛の症状を簡単に入力し、医師と症状のデータを共有、4月下旬からYaDocから提供するとしている(既にYaDocを利用している医療機関は、このプログラムをYaDocの追加機能として利用できるという)。

このプログラムは、患者がそれぞれ症状の異なる頭痛に対し、その頻度や医薬品の服用回数、頭痛以外の症状などを、スマートフォンアプリで簡単に記録することができるという。

スマホアプリにおける患者側の入力画面(プレスリリースより)

また、医師側はそのデータを共有することで、これまでは把握しづらかった、患者の日常生活における症状の変化をモニタリングでき、場合によってはオンライン診療へ切り替えることもできるようになる。患者側の主観的評価をデジタルに収集し、臨床に生かして、よりよい診療の実現に貢献していきたいとしている。

担当医師のモニタリング画面(プレスリリースより)

アルフレッサとインテグリティ・ヘルスケアによれば、今後もYaDocの機能を徹底活用して、頭痛以外のさまざまな疾患を対象にしたプログラムを開発していく予定だという。今後の展開を注目していきたいところだ。

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