ニュース
Medical DX編集部 2021.4.16

産業保健活動におけるDX化〜 first callが健康診断の結果をオンラインで管理できるサービスを提供開始

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、時差出勤、リモートワークや在宅勤務の推進など、働き方は大きく変化し、その状況は常態化しつつある。このいわゆるニューノーマルの時代のなかで、企業も、従業員の健康管理や労務管理といった対応への変化を求められている。

そうしたなかで、メドピア株式会社の株式会社Mediplatが提供する産業保健支援サービス「first call」が、従業員の健康診断の結果がオンラインで管理できる「健診管理サービス」を4月中旬より提供すると発表した。

これまでもfirst callでは、専門医に対して従業員自身や家族の心身の不安を匿名で相談できる「オンライン医療相談」サービス、産業医に対して企業の人事担当者が感染症対策や健康増進についてチャット相談できる「産業医相談」サービスなどを提供していた。

プレスリリースより、「first call」の法人向けサービス概要

Mediplat社によれば、「産業医面談」のなかでも、面談をテレビ電話で実施することができる「オンライン産業医面談」の需要が拡大しており、1社あたりのオンラインでの面談数が前年同四半期比(2019年10月~12月/2020年10月~12月での比較)で1.9倍に増加しているという。

産業保健活動のデジタルシフトが進むいっぽうで、健康診断結果報告が紙ベースだったり、データ化されたものでも実施機関によってファイル形式が異なるなど、検診結果の管理をするためのフォーマットが一元化されていなかった。これによって、人事担当者が、産業医との連携や、関連機関への報告をするために、かえって業務が煩雑化するという問題が浮き彫りになっていたのである。

こうしたなかで、first callが今回発表した「健診管理サービス」では、多様なフォーマットで提出された健診結果を、CSVファイル形式で取込んで、オンライン上で一元管理できる。

また、紙媒体の健診結果も、OCR(光学的文字認識)機能によってデータ化を行う機能、健診の結果やストレスチェック結果、面談記録などを企業(人事担当者)が産業医とオンライン上で安全に受け渡せる機能、さらに健康診断の予約から受診状況の確認や、未受診者に対するリマインドが行える機能などを段階的に提供するとしている。

ニューノーマル時代の産業保健活動における、新たなDX(デジタルトランスフォーメーション)化の動きとして注目したい。
印刷ページを表示
WRITTEN by

Medical DX編集部

医療テクノロジーの活用についての情報をさまざまな視点からお伝えしていきます。
他カテゴリの記事を読む

DXによる医療・ヘルスケアの
変革を伝えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を受け取れたり、その他会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。