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Medical DX編集部 2020.12.22

時短を実現する介護自動記録AIアプリ「FonLog」とは?

■使いやすさを徹底的に追求したアプリの可能性


九州工業大学発のスタートアップとして設立された合同会社AUTOCAREが、介護自動記録AIアプリ「FonLog」のリリースを発表した。

九州工業大学・井上創造研究室で開発されたというこのアプリ。スマートフォンのセンサーを用いて介護記録を自動化するというもので、従来、介護施設でひとりが1日に約60分かかっていた手書き介護記録を、1/3の約20分に短縮させる結果を得たという。

そのほかに、たった2画面で完結するこその使いやすさ、事業所ごとに自由に設定できる入力項目、クラウド上の表計算ソフトで自由にできる集計・帳票化などが特徴として挙げられる。


自由に設定できる入力項目の一例(上)とGoogleスプレッドシート上への出力一例(下)

また、オフライン利用が可能だったり、スマホ機能を用いたテキストの音声入力が可能だったりと、たとえばwi-fiが全館で使えなかったとしても、また従事者がスマートフォンやITに不慣れであったとしても、すぐに使える機能を充実させている点も特徴といえる。

一方で、常時センサー処理をしているので、位置情報や見守りセンサーとの連携も容易だ。AUTOCAREではビッグデータを用いたBI分析やDXコンサルティングも提供しているので、より発展的な業務改善にも貢献できるという。

昨今、コロナ禍の影響もあり、急速にその認知度が上がるとともに必要性が高まってきている医療DX。そのなかでも、高齢化と人口減少の影響から、よりその必要性が求められてきたのが介護業界だが、その一方で人材不足とともにIT化の遅れがもっとも懸念されてきたのも介護業界だといえる。そうした状況を変えていくうえでも、介護自動記録AIアプリ「FonLog」の可能性に注目が集まっている。


*画像はいずれもプレスリリースより

合同会社AUTOCARE
https://autocare.ai/
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Medical DX編集部

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